RONIN-SCは初期バランスが大事!

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福岡でドローンの販売や講習を行っている、DJI認定ストア福岡博多の平山です。

今回は、最近お問い合わせが多いRONIN-SCのお話をします。

RONINシリーズは、一眼レフカメラやミラーレスカメラなどの手持ちのカメラで、ブレが無く動画撮影をしよう。というコンセプトのスタビライザです。
類似の商品としては、DJI OSMO Pocketや新製品のDJI OM4などといった商品がありますね。
OSMO Pocketはカメラ付きの商品ですが、OM4はスマートフォンカメラ用のスタビライザですね。

ざっくりと捉えてしまえば、どの商品もバランスを取るというところでは同じです。
ただし、RONINは初期バランスを取るのに慣れとコツが必要な商品ですので、その辺りをご紹介します。

まず、1番重要なチルト軸から合わせていきます。
カメラレンズを上向きにし、横角度から見た左右のバランスが均等になりそうな場所までスライドをさせます。
負荷が架らない位置に調整ができると、カメラレンズを斜め向きに傾けても、カメラがチルト軸で回転してしまう事がなくなります。
ある程度の高さにカメラを固定が出来たら、次に前後の調整をします。
これもバランスの均衡が取れるよう、調整をしてください。
コツとしては、レンズと本体との重心がどこにあるかをイメージすることです。

次にロール軸です。
ロール軸を合わせるのはチルト軸を合わせるよりは容易にできます。
せっかく合わせたチルト軸の前後位置を変えないように、カメラの左右のバランス均衡が取れる場所までズラしていくだけです。

最後にパン軸です。
個人的には、パン軸は感覚だと思っています。
グリップを持ち、斜め45度くらいにRONINを傾け、カメラがパン軸で回転しない場所を探します。
大きく回転をしてしまうと、パン軸に負荷が架っているので、自動調整を行ってもうまく機能してくれないことがあります。
多くのRONINユーザー様がこのパン軸で苦戦されている印象がございます。

チルト、ロール、パン軸の調整が出来たら、トリガーと”Mボタン”を同時押しして、自動バランス調整を行いましょう。
この初期位置がしっかりと決まっていなければ、モーターに負荷が掛かり動作しなかったり、バッテリーの消耗が早まったり、最悪な場合にはRONIN自体の寿命を短くしてしまう可能性もあります。

慣れるまでは苦心されるかと思いますが、頑張ってください!

どうしてもやり方がわからないよ…と思われるお客様には、ショップでレクチャーをすることも可能ですので、ご相談ください。

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