バッテリーの処分方法ってどうするの?

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福岡でドローンの販売や講習を行っている、DJI認定ストア福岡博多の平山です。

今回は、ドローンのバッテリーの管理についてお話をしようと思います。

ラジコン機やドローンに搭載をされているバッテリーは、リチウムポリマー電池(Li-Po)というモノなのですが、実は管理が大変だったりします。

何故、簡単に管理が出来ないのか?
それは、ドローン機種にもよって重さは変わってきますが、機械の塊が空中に浮くほどの電気量を必要とするので、高出力であり大容量でなければならないという点が、スマホやタブレット等のバッテリなどと違い、管理が難しいとイメージされる部分ではないでしょうか。

Li-Poバッテリは高出力故に長時間の満充電は、発火や最悪の場合には爆破する恐れもありますし、逆に長時間の放電状態(過放電)では数回しか使用していないバッテリーでも再度の充電ができなくなってしまうといった症状があったりもします。

では、管理はどうすればいいの?
Li-Poバッテリーの適正管理を行い長く使い続けるためには、バッテリー容量を50-60%程で保管する事が必要です。
最近のDJIのドローン機体のバッテリーはインテリジェントバッテリーと名の付くように、バッテリー自体に管理用の基盤が搭載されていたりします。
機体によってもデフォルトの放電期間は違っておりますが、だいたい5-10日ほどの使用が無い場合には、バッテリ自体が判断を行いフル充電の残量値より60%前後の残量へと放電してくれます。
(使ってないのにバッテリーを触ると熱をもっているよ!という事例も、バッテリーに問題がある為に熱を持っているわけではないので、安心ください。放電してますよ。)
使用者には安心な機能ですね。

ちなみに、このLi-Poバッテリーですが、処分をする時にも少々厄介なところもあります。
ごみ処理を行っている自治体によっても変わってくるのですが、基本的には放電処理を行う必要があります。
ベランダなどの屋外にて、塩分濃度5%ほどの塩水に漬け込んで1週間ほど放置をしてください。
(ガスが発生しますので屋内では絶対に行わないでください。)
気泡が出てこなくなれば、放電完了となります。
放電の際に使用した塩水も濾して処理を行ってください。
完全放電をさせたバッテリーの処理は、お住まいの自治体によっても処理方法が変わってきますので、ご確認ください。

ちなみに、私が個人的にバッテリーを処理する際に自治体へ確認したところ、ハードケース(金属やプラスチック製の筐体)に入った正常なLi-Poバッテリーは自治体指定の資源回収ボックスにて回収を行っているという事。
ただし、電池の異常膨張等により破損してハードケースに入っていないもの(パウチ型・ラミネート型を含む)、解体されているバッテリーは回収することが出来ないとの事。

また、処理を行って完全放電をしたバッテリーを不燃物ごみとして処理することもできないので必ず資源回収ボックスへ投入してほしい。というご回答でした。

都度申し上げますが、上記は私個人が処理の為に問い合わせを行っている一例ですので、処理をされる際には皆様のお住まいの自治体へのお問い合わせを頂きますようにお願いします!

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