今回は、弊社エンタープライズセールスがMATRICE300RTKに搭載できます、Zenmuse L1のデモンストレーション飛行を行って参りましたので、紹介いたします。
まずZenmuse L1のご紹介ですが、型式の”L”というところから分かりやすいネーミングとなっているですが、レーザー測量用に特化しておりますカメラとなっております。
スペックは下記のようになっております。
測定距離 | 450 m @ 反射率80%, 0 klx 190 m @ 反射率20%, 100 klx |
点数 | シングルリターン: 240,000 ポイント/s マルチリターン: 480,000 ポイント/s 以上 |
システム精度 | 水平: 10 cm @ 50 m 垂直: 5 cm @ 50 m |
レンジ精度 | 3 cm @ 100 m |
最大リターン | 3 |
スキャンモード | ラインスキャン, 非反復スキャン |
FOV | ラインスキャン: 70.4°×4.5° 非反復スキャン: 70.4°×77.2° |
センサーサイズ | 1 インチ |
有効ピクセル | 20 MP |
写真サイズ | 4864×3648 (4:3); 5472×3648 (3:2) |
焦点距離 | 8.8 mm / 24 mm (35mm換算) |
シャッター速度 | メカニカルシャッター速度: 1/2000 - 8 s 電子シャッター速度: 1/8000 - 8 s |
ISO | 動画: 100 – 3200 (Auto), 100 – 6400 (Manual) 静止画: 100 - 3200 (Auto), 100 - 12800 (Manual) |
絞り範囲 | f/2.8 - f/11 |
では、DJIのレーザー測量用のカメラとは何がメリットなのでしょうか?
それはやはり上空俯瞰からのLiDER撮影が出来るという点でしょうか。
地上型のLiDERカメラと比較をしてしまえば、どうしても数値的には劣ってはしまいますが、上空俯瞰からのパフォーマンスの良い撮影を行う事が出来るという点は魅力です。
従来の他社製レーザーカメラなどのイメージを持たれている方は、撮り回しの部分や空中撮影に課題があるという印象を持たれているかとは思いますが、MATRICE300RTKとZenmuse L1については、DJIのジンバル技術での撮影が可能ですので、業務の効率化を図るという点では圧倒的な性能を発揮できるものかと思います。
(改造してのLiDERカメラを搭載しての空中測量をしようとすると誤差が生まれてくるようです。)
L1では都度キャリブレーションを行いながら、撮影飛行を行っておりますので、誤差も生まれにくくなっております。
もちろん従来のDJI製ドローンで行ってきた写真測量では、地上の障害物(建物や木など)が映りこんでしまうと、点群ソフトに取り込み処理を行う際に本当に欲しや信用性の高いデータ(地表面などのデータ)として扱える写真情報(枚数など)が少なくなってしまっていました。
しかしレーザーで撮影を行えば、そういった障害物の影響を受けることなく、精度の高い成果物を生成できるというメリットがあります。
また、電線や橋脚など細部までピックアップして解析が出来る点や、写真測量では難しかった夜間でのレーザー撮影での測量が可能になるという点も強みとなる部分でしょう。
また撮影後の後処理ソフトとして使用するのは、DJI TERRA(Proバージョン)ですので、DJIの製品の中で完結するという点も使い勝手のよさに繋がってくるのではないでしょうか。
ZENMUSE L1のデモンストレーションを都度行わせていただきましたが、実際にLiDERを使用されているお客様方からも好評を頂く事が出来ているカメラでございます。
詳細のお問い合わせ等は、下記ショップ迄頂きますと対応をさせていただきます。
※Zenmuse L1を使ったデモンストレーションイベントも開催可能でございますので、ご興味のあられますお客様は是非ショップまでご確認ください。
L1を使って業務の効率化を図りましょう!
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