近年、急速に進化しているDJI製品の産業機について比較できるよう定期的にブログをアップしていきたいと思います。
今回はDJI製品の産業機であるMAVIC 2 ENTERPRISE ZOOMについてご紹介させていただきます。ENTERPRISEという名がついているだけあってかなり便利な機能がついているので
興味のある方はぜひ最後まで読んでいただければと思います。
MAVIC 2 ENTERPRISE ZOOMの特徴
MAVIC 2 ENTERPRISE ZOOMの大まかな特徴を見ていきたいと思います。
MAVIC 2シリーズの産業機として発売され特にインフラ点検、測量、救助活動などで
活躍している製品です。
MAVIC 2 PRO/ZOOMの機能に加えてENTERPRISEならではの機能が追加されております。
MAVIC 2 ENTERPRISE ZOOMの最大の魅力はなんといってもMAVIC 2 PRO/ZOOMの
機能に加えて「スピーカー」「ビーコン」「スポットライト」を搭載できることだと思います。
このように本体の上部に搭載することで上記3つの部品を使用することができます。
スピーカーは特に人命捜索の場で活躍することが多く、録音機能がついているので緊急時にも慌てずにスピーカー機能を使用することができます。
また、キャンプ場のような広いエリアに遊びに行った場合、上から「集まって~~」
と呼びかけるような使い方もできます。
ビーコンは実機(飛行機やヘリコプター)等の衝突を避けるために搭載したり、フライト時に操縦者がドローンを見つけやすくするために使用します。
スポットライトは暗い箇所での撮影に役立ち、橋梁点検や夜間飛行等の業務に最適です。
もう一つ大きな特徴としてあげられるのは座標値が表示されることです。
測量業務でドローンを使用しているユーザー様は特に魅力的なのかなと思います。
送信機の画面に常に表示されているので自動飛行のミッションを現場で作る際に役立つ機能です。
最後の特徴としてMAVIC 2 ENTERPRISE ZOOMのバッテリーについてご説明させていただきます。
このバッテリーの特徴は写真にもあるように自己発電型のバッテリーとなっております。
実はドローンのバッテリーには知っておく必要のあることがたくさんありその中の一つが
「温度」なんです!
例えば真冬にドローンをフライトさせたい、と思った場合バッテリーが通常よりも冷えているため温める必要があります。
その温める作業が必要なくフライトできるのが自己発電型バッテリーの魅力です。
フライト事例紹介
続いて実際にMAVIC 2 ENTERPRISE ZOOMを使用した業務についてご紹介致します。この業務は新潟県のテトラポットの状況を知りたいということでMAVIC 2 ENTERPRISE ZOOMを使用してフライトしました。
動画開始のポイントから終了のポイントをMAVIC 2 ENTERPRISE ZOOMの座標値表示を使ってミッションを作成しました。
この業務は毎年行う業務なので作業効率も上がります。
このように様々な現場で活躍できるのがMAVIC 2 ENTERPRISE ZOOMです。
次回予告
次回はMAVIC 2 ENTERPRISE DUALのご紹介をさせていただきます。お楽しみに!!!
また、DJI製品の産業機についてのお問い合わせやお見積もり依頼は下記よりいただくかお電話にてお願い致します。
弊社のストアは新潟県上越市にございます。
取り扱っている製品であれば実際に実機を見ることができるのでぜひ一度足を運んでいただければと思います。
不定期ではありますが産業機セミナーの開催も予定しておりますのでそちらも随時チェックしてください!!