【製品紹介】Mavic3 EnterpriseとMavic3 Thermalについて解説致します!

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セキド新潟上越の北澤です。
今回は最近発売されましたDJI Enterprise製品(産業機)である「Mavic 3 Enterprise(略:M3E)」と「Mavic 3 Thermal(略:M3T)」の製品紹介を当記事にてご紹介していきたいと思います。
空中写真測量分野や点検分野で使用できる製品となっておりますので既存のDJI産業機をお持ちの方はもちろん、新規でドローンの導入を検討している方は必見です!

1.Mavic 3 Enterpriseシリーズとは

当シリーズは、空撮ドローンの「Mavic3(略:M3)」をベースに作成された産業モデルであります。産業用ドローンに求められている性能、機能面、信頼性や安全性を備えた機体になっております。

2.スペック

両製品のスペックまとめてみましたので比較してみましょう。
 
  M3E M3T
重量 915g 920g
最大風圧抵抗 12m/s
最大飛行時間 最大45分
広角カメラセンサー 4/3型CMOS、
有効画素数:20 MP
1/2インチCMOS、
有効画素数:48 MP
望遠カメラセンサー 1/2インチCMOS、有効画素数:12 MP
シャッター 電子&メカニカル 電子のみ
ズーム倍率 最大56倍ハイブリッドズーム
障害物検知 全方向デュアルビジョンシステム
映像伝送システム DJI O3 Enterprise伝送(8 km)
対応アプリケーション DJI Pilot2

簡易的にまとめてみましたが、いかがでしょうか。
まずそれぞれ共通の特徴を申し上げますと、重量に関しましては、1kg未満というのは大変魅力的ではあります。
従来のものですとMatrice30シリーズだと約3.3kgであり、Matrice300RTKですと、約6.3kg(バッテリー搭載)になります。この2つと比較すると相当軽量化が施されているので、今まで以上に携帯性が強くなりました。

そしてズーム倍率が最大で56倍とより遠くの対象物を捉えるようになり、M3から搭載されている全方向デュアルビジョンシステムのおかげで、全方位の障害物の検知もできるようになっております。

ただM3と違うのは対応しているアプリケーションが異なるので、使用する場合には注意が必要です。

3.それぞれの特徴
Mavic 3 Enterprise

先にM3Eからご説明いただきますと、M3Eは小型の写真測量モデルになっておりPhantom 4 RTKの実質的な後継機と言えます。

こちらの機種はメカニカルシャッターを搭載しておりますので、歪みの少ない写真の撮影が可能となっております。0.7秒間隔の連写に対応し、1回のフライトで2平方kmという優れた効率性で測量/マッピング作業を完了させることができます。
最大で45分の長時間飛行も可能となっておりますので、広範囲の測量も問題なく行えます。

M3Eの広角カメラは、拡大したセンサーサイズにより 3.3μmの大きなピクセルサイズを持ち、今回から搭載されましたスマート低照度写真モードは、薄暗い環境での撮像性能が大幅に向上しましたことにより、作業環境の範囲も向上することも間違いないでしょう。
 
 
上記の画像のように機体上部にRTKモジュールを搭載することができますので、より精度の良い位置情報を取得できます。

具体的にどういった方にお勧めか申し上げますと、主に測量やマッピングなどをお仕事にされている事業者様には大変お勧めできる製品になると思います。

Mavic 3 Thermal

M3Tは、M3Eのコンパクトな機体に赤外線カメラを搭載され災害対応や点検業務への活用を目的とした機体であります。

上位モデルのMatrice30Tとほぼ同等の性能の赤外線カメラが小型化され搭載されています。ポイントとエリアの温度測定、高温アラート、カラーパレット、等温線に対応しているため、遭難者の捜索活動行っているときに対象の捜索等に活かせることができます。
 

M3Tのサーマルカメラとズームカメラには、2画面連動で倍率28倍までのズームに対応し、カメラ映像を比較することができます。
この機能があることによって、サーマルカメラで撮影している対象物の判別が簡単に行う事が出来るようになりますので、より捜索活動や点検作業時の作業効率が向上することになるでしょう。

M3Eと同様にRTKモジュールの搭載も可能となっておりますので、位置情報に関しても問題はありません。

具体的にどのような方にお勧めかと申し上げますと、消防関係の方や点検業務、夜間での空撮業務などのお仕事をされている事業者様には大変お勧めできる製品となっております。

いかがでしょうか。他にも、伝送システムの伝送距離が最大で8km(日本国内)となり、テザリングにも対応しているため、ネットワークRTKを移用する際のSIMカードの用意が不要となりました。
ただし、こちらの両製品には防水機能が備わってないので、悪天候時の運用をする際には、Matrice30シリーズやMatrice 300 RTKといった防水機能が備わってある機種を扱うことを推奨いたします。

弊社ではドローンの販売だけではなくDJI産業機の無料セミナーやドローンの資格講習を新潟県と長野県で開催をしています。是非チェックして下さい!
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