【新商品紹介】Mini3について。Mini3 Proとの徹底比較!

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こんにちは!セキド新潟上越の北澤です。
今回は今年の12月9日に発表されました「Mini3」についての記事となります。
Mini3 Proとはどのような点が異なるのか比較も交えながら解説していこうと思います。これからのご購入にご参考になりましたら幸いです。
1.Miniシリーズとは
はじめに「Miniシリーズ」について軽くご説明をいたします。
Miniシリーズとは、重量が従来のドローンよりも軽量でコンパクトなのが特徴です。
小さい機体ながらも、4K動画の撮影や、ズームなど多彩な機能の搭載が施されているのもアピールポイントになっています。
おでかけの際に気軽に鞄に入れて、上空からの景色を撮影できるため夢が広がりますね。
今回の「Mini3」と「Mini3 Pro」は縦向きの撮影にも対応しているため、SNSに写真や動画を投稿するために扱っているユーザーもいます。
今後もこの機種に問わずどういう風に使われていくか期待が高まります。

次の項目で2機種のそれぞれのスペックの比較を行っていきます。
2.スペック比較

それではMini3とMini3 Proの比較をしてみましょう。
機体名 Mini3 Mini3 Pro
価格 79,750円(RCN)
97,570円(RC)
116,380円(RCN)
130,790円(RC)
重量 249g 249g
サイズ
(折りたたみ)
&(展開)
148×90×62
(251×362×70)
148×90×62
(251×362×70)
最大飛行時間 38分(インテリジェント フライトバッテリー使用時)
51分(インテリジェント フライトバッテリー Plus 使用時)
34分(インテリジェント フライトバッテリー使用時)
47分(インテリジェント フライトバッテリー Plus 使用時)
最大上昇速度 5 m/s 5 m/s
最大下降速度 3.5 m/s 5 m/s
最大飛行速度 16 m/s 16 m/s
最大ホバリング時間 33分(インテリジェント フライトバッテリー使用時)
44分(インテリジェント フライトバッテリーPlus 使用時)
30分(インテリジェント フライトバッテリー使用時)
40分(インテリジェント フライトバッテリーPlus 使用時)
ホバリング
精度範囲
垂直:±0.1 m(ビジョンポジショニング使用時)
±0.5 m(GNSSポジショニング使用時)

水平:±0.3 m(ビジョンポジショニング使用時)
±1.5 m(GNSSポジショニング使用時)
垂直:±0.1 m(ビジョンポジショニング使用時)
±0.5 m(GNSSポジショニング使用時)

水平:±0.3 m(ビジョンポジショニング使用時)
±0.5 m(高精度ポジショニングシステム使用時)
イメージ
センサー
1/1.3インチ CMOS
有効画素数:12 MP
1/1.3インチ CMOS
有効画素数:48 MP
レンズ FOV:82.1°
焦点距離:24 mm
(35mm判換算)
絞り:f/1.7
フォーカス:1 m~∞
FOV:82.1°
焦点距離:24 mm
(35mm判換算)
絞り:f/1.7
フォーカス:1 m~∞
シャッター速度 電子シャッター:2~1/8000秒 電子シャッター:2~1/8000秒
最大静止画
サイズ
4000×3000 8064×6048 (48 MP)
最大動画解像度 4K:3840×2160@30fps 4K:3840×2160@30fps
最大動画
ビットレート
100 Mbps 100 Mbps
障害物検知 下方 前方/後方/下方
映像伝送
システム
DJI O2 DJI O3
ライブビュー
品質
720p/30fps 1080p/30fps
最大伝送距離 6 km 8 km
最低遅延 約200ms 約120ms

いかがでしょうか。こちらはDJI公式のスペック表を基に作成したデータになります。

こちらのMini3なんといっても、お値段がリーズナブルになっていますね。同じく10万円台にまで達していないMini2もありますが、あちらは最大飛行時間が18分でMini3が約2倍ほど伸びている為非常に優秀な機体です。インテリジェント フライトバッテリー Plusでの飛行になると51分と長時間飛行を続けられるということに私もかなり驚きました。

そこまで目立った変化は見られませんが、どのようなところが変化していったのかを次の項目にてご説明したいと思います。
3.Mini3 Proとの変化
ここからこの記事の本題に入りますがMini3 Proとの変化の違いに関しては、大きく分けて3つあります。

1.障害物検知
2.カメラ
3.映像伝送システム


この3つについて細かく見ていきます。

1.障害物検知
こちらは障害物を検知し、一定の距離に達するとアラートが鳴りそこからさらに進むと自動で停止する制御機能のことです。

Mini3 Proは前方、後方、下方に障害物を検知することが可能になっておりますが、
Mini3の場合は下方のみしか検知できない仕様になっております。
その為Mini3 Proのように前方と後方の検知ができないので下手に前や後ろに行き過ぎるとぶつかる危険性とホバリングの精度もわずかに下がっております。
ですがその代償にコストの削減や、先ほどの最大飛行時間が大きく伸びることつながりました。

2.カメラ
こちらの方に関しましては、Mini3 Proと比較すると下方された感じとなります。
 
カメラ性能比較 Mini3 Mini3 Pro
有効画素数 12MP 48MP
最大動画解像度 4K:30fps 4K:60fps
最大動画ビットレート 100Mbps 150Mbps

この表のようにカメラに関してはMini3 Proの方が上位互換となっております。
この他にも、Mini3 Proに搭載されていた「D-Cinelike」のカメラ機能がMini3では使用できないポイントもあります。
カメラの点でいえば、Mini3 Proが圧倒的に優れてるとはっきり分かりますね。
ですが、レンズやシャッター速度に関してはMini3も同様の性能を保持している為、カメラの解像度などにこだわりがなければ、Mini3でも十分とも言えます。

3.映像伝送システム
こちらは、「OcuSync」と呼ばれる伝送システムの違いとなっております。
OcuSyncは、DJI製ドローンに採用されている、DJI独自規格の動画伝送システムです。
Mini3は「DJI O2伝送システム」でMini3 Proは「DJI O3伝送システム」になります。
DJI O2とDJI O3は比べてみると、以下のようになります。
 
映像伝送
システム
DJI O2 DJI O3
ライブビュー
品質
720p/30fps 1080p/30fps
最大伝送距離 6 km 8 km
最低遅延 約200ms 約120ms

このように全てにおいてO3の方が優位となっております。
O2の方は、旧式モデルのDJI Mini 2やMavic2シリーズなどと同じ伝送システムであるため性能面においては下がります。
これもまたカメラと同じような感じになってしまいますが特に強いこだわりがなければ、そこまで悪いようなシステムではありません。

以上が今回の商品紹介になります。
Mini3は予約の方がもう始まっていますから、いろんな方にお手に取って楽しんでいただけたらと思っております。

横画面だけじゃなくて縦画面でも高解像度で撮影したいと思う方は、「Mini3 Pro」
でも今までMini3 Proが手が出しづらかったから、値段が安くてほぼ同じような機能もそろってる方を選びたい方には、「Mini3」
といった感じで今回のブログを終了させていただきます。
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