【実績報告】ドローンを活用した橋梁変状調査

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こんにちは!セキド新潟上越でDJI 産業用ドローンの販売をしております滝澤と申します。
先日、MATRICE 300 RTKとZenmuse H20Tを使用して橋梁の床版を調査させていただきましたのでその報告と方法をご説明させていただきます。
ドローンを点検や調査でご活用いただいている事業者様やこれから導入をご検討されている事業者様は是非チェックしてください!
 

実務内容と活用機材について

まずは今回の変状調査の目的ですが、これまで橋梁の調査は高所作業車などで橋梁の端から端まで人間が近接目視しながら点検を行っていきました。調査にはコストや時間がかかってしまうことから簡単に調査することができませんでした。
そんな中、ドローンを使うことで作業期間の短縮やコスト削減が見込めることから今回の依頼は橋梁の床版を点検してほしいという依頼でした。

通常のドローンでは0度(水平)から-90度(真下)までの幅しかカメラの角度を変更することでできないので今回の調査ではドローンの上部にカメラを取り付けることができるMATRICE 300 RTK(以下M300RTKと略す)を使用しました。
M300RTKはドローンの利用用途によってカメラを付け替えることができるドローンなのですが今回は可視光カメラと赤外線カメラで点検を行いたいという依頼から広角カメラ、望遠カメラ、赤外線カメラ、レーザー機距離計が一体となっているZenmuse H20Tを使用しました。(本記事のタイトルの写真)  
 

点検方法と結果

業務の流れとしては下記の通りです。(①~④の所要時間は2日間です)
①法令の確認(航空法に適用されるため注意)
②飛行計画(人員の配置や飛行経路の設定など)
③飛行
④レポート作成

ドローンの業務でまず初めに気を付けなければならないのは法令です。 飛行する場所や方法によって該当する法律は異なる(航空法だけとは限らない)ため注意が必要です。

法令手続きが完了したら次に行うのは飛行計画です。離陸場所をどこにするのか、人員の配置や飛行経路はどうするべきかをスタッフ全員で話し合いながら計画していく必要があります。今回の業務では操縦者、補助者、監督者の3名体制で作業にあたりました。

計画が完了したら飛行に入りますが、ドローンで橋梁の点検をする際に注意しなければならないのは磁気干渉です。場合によっては機種方向が狂ってしまうため磁気干渉に注意しながら飛行する必要があります。

今回の業務では単純に床版部分を点検するという目的でしたので手動飛行で作業に当たりました。結果は下記の通りです。
※実際の点検は動画にて撮影しましたが今回の記事の写真は一部抜粋したものになります。

<床版(可視光)>
<床版(赤外線)>
<床版(可視光 / 赤外線)>

お分かりいただけるでしょうか?
上記の写真の1枚目と2枚目は同じアングルで撮影した映像になります。
可視光カメラでは発見することができなかった漏水を発見することができました。

Zenmuse H20Tの活用メリットとして下記があります。
・カメラが一体であること
⇒広角カメラ、望遠カメラ、赤外線カメラが一体型になっているため同時録画が可能です。
・障害物センサーが豊富に搭載、レーザー距離計がカメラに搭載
⇒点検や調査を行う際、もっもと重要になるのが安全距離です。
M300RTKとH20Tの組み合わせは障害物センサーが全方位に搭載されていることに加えてカメラに距離計が搭載されているので障害物の位置や距離を送信機で常に確認することができます。

・赤外線カメラで撮影したデータを後で解析できる
⇒DJIから発売されている赤外線カメラ搭載のドローンを導入すると無料でリリースされているDJI Thermal Analysis Toolという解析ソフトを利用することができます。これを利用すれば赤外線カメラで撮影するだけであとから温度の抽出、色の変更(パレットの種類が豊富)ができます。
 

まとめ

いかがでしょうか? 今回の業務では単純に調査するのみでしたが、現在のドローンは「見る」だけでなく「作業する」こともできます。今後様々な利用方法が期待されるドローンの魅力が少しでも伝わりましたら幸いです。
弊社ではこういった受託業務だけでなくドローンの販売(DJI製品中心)やドローンスクール(国家ライセンス講習、民間ライセンス講習、業務用ドローンの取扱い講習など)も行っております。ドローンの導入からアフターサポートまでトータルで行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。    

お問い合わせ先

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