昨年12月5日の法改正により現在のドローンオペレーターは情報収集をされているのではないでしょうか?
先日、上越市役所様向けのドローン講習会を開催しましたのでその内容を報告させていただきます!会社でドローンは取り扱っているものの「現在の法令がいまいち分からない」「ドローンオペレーターを増やしたい」「資格取得を迷ってる」などとドローンに対して様々な問題や疑問を感じている事業者様は是非今回の記事を参考にして下さい。
企業講習会とは
弊社ドローン事業部では販売、スクール、空撮業務とトータルでドローンの業務を行っておりまして、スクール分野では国家ライセンス(一等無人航空機操縦士、二等無人航空機操縦士)と民間ライセンス(SUSC無人航空機操縦士、DJI CAMPスペシャリスト)が取得できる講習会を毎月開催しているのですが、「資格取得はコスト的に難しい」「講習内容をカスタムしたい」「講習期間を短くしたい」などのお客様のご意見からご要望に沿った形で講習内容をカスタムする企業講習を行っております。決まったカリキュラムではなくお客様の学びたい内容を事前にお伺いし在籍している講師と細かく打ち合わせすることで企業講習のカリキュラムが完成致します。
企業講習をご受講いただくメリットは下記の通りです。
①希望した内容のみを受講できる(法令、ドローンの取扱い方法など)
②コストを抑えられる
③開催日程を調整できる
今回の企業講習の目的は下記の通りです。
・座学講習を3時間行ってほしい(法令中心に)
・期間を2日半で終了したい
・10時間以上のフライト実績をつみたい(参加者10名)
※航空法で規制されている空域、方法で飛行するには国土交通省の許可承認申請が必要になりますが、申請する操縦者は10時間以上の飛行実績が必要になります。
こちらの内容を2日半のカリキュラムの中に組み込み講習会を開催致しました。
スケジュールについて
市役所様には各部署1名ずつのご参加をいただき、計10名で2日半の講習をご受講いただいたのでかなりタイトなスケジュールでしたが、ドローンの活用に役立てていただくべくスタッフ総動員でサポートさせていただきました。【スケジュール】
<1日目>
9時~12時:座学講習会
<2日目>
9時~17時:実技講習会
<3日目>
9時~17時:実技講習会
今回使用させていただいた体育館は広かったのでコート6面を使ってドローンの操縦訓練や機体の点検方法を学んでいただきました。 【操縦訓練をしている様子】 10時間以上の飛行実績はフライトシュミレーターで飛行した時間も入るので操縦していない班にはシュミレーターで操縦練習をしていただきました。
※シュミレーターでは自動機能(ゴーホームやジオフェンスなど)も試せるので有用です。
まとめ
今回の企業講習の目的は「ドローン初心者向けの座学講習」と「1人10時間以上の飛行実績を積むこと」でしたが弊社ではこのように各企業様のご要望に合わせたカリキュラムの作成とご提案をさせていただきます。例えば、「送電線点検講習」、「橋梁点検講習」、「空中写真測量講習」などの業務特化型の講習を開催することも可能でございます。ドローンスクールの他、ドローンの販売も行っておりますので講習とセットでドローンの導入をご検討されている事業者様にはお客様に最適なドローンのご提案をさせていただきながら弊社の講習カリキュラムと併せて導入サポートをさせていただきます。
ドローンについて何かございましたらお気軽にお問い合わせください。
次回はドローンの活用事例について触れていきたいと思います。