暑い日が続いてますね~!
今回はDJI MATRICE 300 RTKの機能であるライブミッション機能について
ご説明をさせていただきます。
普段ドローンの自動飛行でGS Proや他社様のアプリでウェイポイントを作成している点検事業者様は必見です!
ウェイポイントってなに?
昨年発売されたDJI MATRICE 300 RTK(M300RTK)は様々な用途(測量・橋梁点検・鉄塔点検・捜索救助など)がありますが今回ご紹介させていただく機能は従来からあるウェイポイントというミッションタイプについてです。
※DJI MATRICE 300 RTKはDJI pilot(Android版)というアプリを採用しております。
※上記写真はDJI DS Proの画面です。
ウェイポイントとは任意のポイントを複数点指定することによってドローンを自動的にそのポイントに動かすことができる自動操縦機能のことを言います。
指定したポイントには機体の高度、カメラの角度、写真撮影、動画撮影、などの動作を入力することができるため「毎回同じ場所で同じようにドローンを飛行したい」「全く同じ画角で写真・動画を撮影したい」時に有効な機能です。
従来のウェイポイントの点の数は99個まで(GS Pro)と制限がございましたが今回MATRICE 300 RTK(DJI pilot)は約65万点のポイントを作成することができます。
大型のインフラ点検ともなるとかなり多くの動きが必要となるかと思いますがM300であれば一度ミッションを作成してしまえば2度目からは全く同じ動きをしてくれるので点検業務に向いている機種となっております。
M300RTK追加された新たな機能とは!?
まずウェイポイントを作成する方法についてですが通常は下記のような流れで作成します。①送信機のマップで撮影対象を見つける
②会社でミッションを作成する
③現場で最終調整をする
M300ではこの3つの流れを1度にすることができる機能が搭載されております。
それが「ライブミッション記録、AIスポット確認、ウェイポイント2.0」という機能です。
この3つの機能を使用すれば送電線(鉄塔)点検や橋梁点検など撮影する箇所の多い活用方法でも簡単に点検することができます。
ライブミッション記録とは
ライブミッション記録とは機体の動き、ジンバルの向き、写真撮影、ズームレベルなどのミッション動作を記録して、今後の自動点検に利用できるサンプルミッションファイルを生成することができる機能です。記録するために1度手動で飛行する必要がありますが2度目以降は忠実に再現してくれますので非常に便利な機能です。
AIスポット確認とは
AIスポット確認とは搭載AIが対象を認識し、対象を選択すると、同じ構図を撮影する飛行プログラムを生成し、次回飛行時にもズレのないフレームを確保する機能です。 この機能を使用すれば撮影したい箇所を必ず捉えてくれますので撮影できなかったということがなくなります。ウェイポイント2.0とは
ウェイポイント2.0とは最大65,535個のウェイポイントを作成でき、一つまたは複数のペイロード(サードパーティー製ペイロードにも対応)に各ウェイポイントでのアクションを設定できます。飛行経路計画も最適化され、ミッションにおける柔軟性と効率性が最高レベルにまで引き上げます。M300RTKを使用した検証動画
実際に弊社で行こなったMATRICE 300 RTKを使用した検証動画をご覧ください。こちらはMATRICE 300 RTKにZenmuse H20Tという点検用のペイロード(カメラ)を搭載した動画です。
※M300RTKの基本的な機能をご紹介させていただいている動画です。
DJI産業機についてのお問い合わせについて
今回ご紹介させていただいたM300RTKのようなDJIの業務用ドローン(産業機)につきましては下記URLよりお問い合わせをお願い致します。セキド新潟上越ではDJI製品の販売・ドローンスクール(講習会)・無料セミナー・受諾業務(空撮請負)・修理、メンテナンスを行っております。
「ドローンを導入してけど使い方が分からない」「ドローンを導入したい」「ドローンの資格を取得したい」などドローンについて何かございましたらお気軽に弊社をご活用いただければと思います。