
今回は、大人気DJI Miniシリーズから発表された新型機種「DJI Mini4K」の紹介です。
ドローンをこれから始めたい方や、Mini2からの買い替えを検討されている方には、特におすすめの内容になりますので、是非最後までご一読のほどよろしくお願いいたします。
今回は先代機種のMini4Proとの比較をしていきますので、小型ドローンの製品購入で迷われている方は、参考にしていただければ幸いです。
DJI製小型ドローンについて
DJI Mini4K(略:Mini4K)は、「小型ドローン」にカテゴライズされる機体で、小型ドローンの特徴として、その名の通り機体サイズが他の機体と比べて小さいところがポイントです。機体サイズがコンパクトなため、外出先で飛行する時の機体展開時間はそこまで掛からず、かつ価格もDJI空撮機の中では比較的安価で購入できるのもポイントです。そのため、初めてのドローン購入で小型ドローンから始められる方は比較的多いです。操作方法も分かりやすい設計で、
ドローン初心者の方には特におすすめなエントリーモデルとも言えるでしょう。
DJI製小型ドローンのおすすめのシリーズとして「DJI Miniシリーズ」があります。
2019年の初代Miniから続いており、初心者の方から上級者の方まで幅広く色んな人から人気のあるシリーズになります。そして、新登場のMini4Kはどのような機能を備えているのかをここで紹介していきたいと思います。

DJI Mini4Kの特徴
Mini4Kは、先代機Mini2SEの後継モデルで、基本スペックは、Mini2SEのスペックをそのまま流用した機体になっています。
Mini2SEは、以前のブログでも取り上げていますので、気になる方はこちらのリンクから
ご覧いただけます。
「Mini2SEでも良いのでは?」と思われますが、
Mini4Kはその名の通り「4K」の動画撮影が可能な機体です。
Mini2SEは4K動画撮影に対応していないため、高画質で動画撮影を行うならば、Mini4Kの方が満足できる映像を記録することができます。
Mini2SEと基本スペックが同じならオプションパーツはどうなるのか?
オプションパーツは、機体を飛行する時の補助を行ってくれるパーツ(プロペラガード等)になります。その互換性について気になる方がいらっしゃるかと思います。こちらに関しましては、Mini4KにMini2SEのオプションパーツを使っても問題なく動作する設計になっています。使えるオプションパーツは以下のものになります。
オプションパーツ | 互換性 |
DJI Mini 2 SE インテリジェント フライトバッテリー | ◯ |
DJI Mini 2 SE プロペラ | ◯ |
DJI Mini 2 SE 360° Propeller Guard | ◯ |
DJI Mini 2 2WAY 充電ハブ | ◯ |
特にバッテリーに関しましては、Mini2SEで使っていただいたバッテリーをそのままご使用いただけるので、Mini2SEから買い替えを検討されている方からすると、非常に嬉しい内容といえるのではないでしょうか。
そのため、Mini4Kは先代機種のMini2SEを持っている方からすると、非常にお得な製品であることがおわかりいただけるのではないでしょうか。
Mini4K購入予定のMini2SEユーザーの方はオプションパーツの重複購入にならないようにお持ちのオプションパーツをしっかりと確認してください。
Mini4Kの大きな特徴としては、以上になりますが、
そうなると、Miniシリーズ最高スペックを誇るMini4Proとはどの様な違いがあるのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここで両機種のスペックを比較していこうと思います!

Mini4KとMini4Proとの比較
Mini4KとMini4Proのスペック比較をしていきます。Mini4Proは、Miniシリーズの中でもハイグレードなスペックを持つ機体になります。
過去のブログでも取り上げていますので気になる方は、こちらのリンクからご覧いただけます。
比較対象として、ここでは”機体サイズ”、”最大飛行時間”、”カメラスペック”、”検知タイプ(障害物センサー等)”、”価格”を取り上げていきます。
・機体サイズ
DJI Mini4K | 折りたたんだ状態(プロペラなし):138×81×58 mm(長さ×幅×高さ) 展開時(プロペラあり):245×289×56 mm(長さ×幅×高さ) |
DJI Mini4Pro | 折りたたみ時(プロペラなし):148×94×64 mm(長さ×幅×高さ) 展開時(プロペラあり):298×373×101 mm(長さ×幅×高さ) |
機体サイズは、Mini4Kが先代機のMini4Proよりもコンパクトな設計になっています。
機体サイズが小さいと持ち運びが楽になりますので、その利点を抑えているのがMiniシリーズの大きな特徴です。
・最大飛行時間
DJI Mini4K | 31分 |
DJI Mini4Pro | 34分(インテリジェント フライトバッテリー使用時) 45分(インテリジェント フライトバッテリー Plus使用時) |
飛行時間に関しては、Mini4Proの方が長く飛行することができます。
ただ、Mini4Kも30分程飛行することが可能で、一昔前の小型ドローン(Mavic Mini
やMini2等)は、30分間飛べない機体が多くありました。そのため、昔の小型ドローンから買い替えを検討されているのでしたら、ぜひこの二機種をおすすめいたします。
・カメラスペック
DJI Mini4K | センサーサイズ:1/2.3㌅ 最大画素数:1200万画素 フレームレート:4K/30fps |
DJI Mini4Pro | センサーサイズ:1/1.3㌅ 最大画素数:4800万画素 フレームレート:4K/60fps |
カメラスペックは、Mini4Proの方が全体的に高水準になっています。両機種ともに4Kの動画撮影には対応していますが、フレームレートがMini4Proは最高60fpsが可能で、Mini4Kよりも滑らかな動画撮影ができます。加えて、縦向き撮影も可能なため、SNS向けに動画投稿をされたい方にも、Mini4Proはおすすめの機体です。
そこまで気にならない場合は、Mini4Kでもよろしいかと思います。
・検知タイプ
DJI Mini4K | 下方ビジョンシステム |
DJI Mini4Pro | 全方向デュアルビジョンシステム |
障害物を検知するセンサーに関しては、こちらはMini4Proが圧倒しています。
Mini4Proに使われている障害物センサーは、全方向検知に対応している設計であるため、壁などの障害物には当たらないようにその場で止まってくれます。
一方で、Mini4Kは障害物センサーの搭載がない設計で、下方ビジョンシステムのみの搭載になります。これは、位置補正が効かない環境下で飛行する際に、地面からの高度を測定してその場でホバリングをしてくれる為のセンサーになります。
ただ、Mini4Kはプロペラガードの装着が可能なので、万が一障害物に当たっても、機体や障害物の破損を軽減することが可能です。
安全面を考慮して機体の購入をされたい方は、Mini4Proの購入をおすすめします。
・価格
DJI Mini4K (モニター無送信機) |
単品価格:43,200円(税抜) Fly Moreコンボ(セット価格):62,700円(税抜) |
DJI Mini4Pro (モニター無/有送信機) |
単品価格(モニター無):97,000円(税抜) 単品価格(モニター有):117,000円(税抜) Fly Moreコンボ(セット価格):143,800円(税抜) |
それぞれの価格帯を比較すると、Mini4Proは先程紹介した様に高スペックな機能が満載な小型ドローンになりますが、価格は安いプランでも、10万円届かないくらいの価格になっており、バッテリー等の備品を揃えたセット価格だと、15万円近くもします。
一方Mini4Kは、単品の価格で43,200円と5万円に満たない価格で購入できます。
備品一式のセット価格でも、62,700円とDJI製ドローンの中では比較的安価な価格で購入できますので、初めてドローンを購入される方でもお手頃な価格になっています。
まとめ
Miniシリーズ最高スペックMini4Proと最新機種Mini4Kコンパクトサイズのドローンを飛行させたい方向けに、どちらを選べばいいのかをまとめてみましたので、是非参考にしてください。
DJI Mini4K | ・低コストでドローンを始めたい ・Mini2SEよりもキレイな動画を撮影したい |
DJI Mini4Pro | ・全方向障害物センサーで安全に飛行したい ・SNS向けに縦向き撮影をしたい |
以上がMini4Kの紹介となります。
最後までご一読いただきありがとうございました。
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