【新商品紹介】DJI Flipについて。先代機達と徹底比較!

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DJI Flip、Flip、小型ドローン
こんにちは。セキド新潟上越です。
今回は、2025年初の空撮機である「DJI Flip(略:Flip)」を紹介していきます。
新しくDJI製品を購入されたい方や、昔の空撮機から買い替えをご検討されている方には、必見の内容ですので、ぜひ最後までご一読の方よろしくお願いします。
 

DJI Flipについて

DJI FlipはDJIから新たに登場したシリーズであり、「Flip」の名の由来は「折りたたむ」からきています。
Flipの特徴は、機体とプロペラガードが一体化した設計になっており、過去にDJIから販売された「Avata2」や「Neo」と似た設計になっていますが、Flipはプロペラガードと一体型でありながら、折りたたみが可能な機体になっています。
更に全てのアームを展開したタイミングで、自動で電源がつく仕様になっているため、スピーディにフライトの準備を進めることができます。

展開時のサイズは[233×280×79mm(長さ×幅×高さ)]になっており、大きさ的には小型ドローンの分類に入る機体になります。
同じ小型ドローンだと、DJIでは代表する機体が二機種あります。

・DJIの小型ドローンの中でも、定番の人気機種「Miniシリーズ
・DJIのVlog特化の小型ドローン「DJI NEO

がありますが、DJIの小型ドローンが欲しい場合、上記二機種かFlipになりますが、どちらを購入すればいいのか、迷われるかと思います。

そこで三機種の性能を比較しつつ、どういった人に合うのかを紹介していきます。
 
DJI_Flip

性能紹介

Flipの性能は、下記表のとおりとなります。
先代機のMini4Pro、NEOとの性能を見比べてみましょう。
  DJI Flip DJI Mini4Pro DJI NEO
最大飛行速度 16m/s 16m/s 16m/s
最大飛行時間 31分 34分
(PLUS使用時:45分)
18分
カメラ
スペック
センサーサイズ:1/1.3㌅
最大画素数:4800万画素
フレームレート:4K/60fps
センサーサイズ:1/1.3㌅
最大画素数:4800万画素
フレームレート:4K/60fps
センサーサイズ:1/2㌅
最大画素数:1200万画素
フレームレート:4K/30fps
ズーム性能 12MP写真:1~3倍
4K動画:1~3倍
フルHD動画:1~4倍
12MP写真:1~2倍
4K動画:1~3倍
フルHD動画:1~4倍
無し
検知タイプ 下方:ビジョンセンサー、
赤外線センサー
前方:3D赤外線検知システム
全方向デュアル
ビジョンシステム
下方ビジュアル
ポジショニング
最大伝送距離 13km 20km 10km
ストレージ 内蔵:2GB
SDカード対応
内蔵:2GB
SDカード対応
内蔵:22GB
SDカード非対応
アーム収納 可能 可能 不可
プロペラガード 一体型 オプションで
換装可能
一体型
操作方法 送信機
スマートフォン
音声操作
送信機
FPVコントロール
送信機
スマートフォン
音声操作
FPVコントロール
 
このように見比べてみると、各々の特徴がしっかり出ていますね。
Flipが先代の二機種と何が違うのか、ピックアップしていきます。

・最大飛行時間
 Flipの最大飛行時間は、31分とされており、Mini4Proとほとんど同じ時間飛行する事ができます。NEOよりも長く飛行できることから自撮りの時間に余裕が持てます。

・カメラスペック
 Flipのセンサーサイズ、最大画素数、フレームレートは、Mini4Proと同スペックのものとなります。そのため、NEOよりも高解像度の自撮りを行うことが可能になっているため、満足度の高いVlog撮影を行うことが可能です。

・ズーム性能
 Flipのズーム性能は、わずかではありますが、Mini4Proよりも12MP写真の倍率が高いです。一方NEOはズーム機能が搭載されていません。

・検知タイプ
 Flipは、Mini4Proのように全方向障害物検知システムは搭載していませんが、前方に3D赤外線検知システムを搭載しています。このシステムは、障害物センサーの弱点である細い物体や暗所での障害物の検知能力が向上しているようです。
 NEOには、下方ポジショニングしかありませんので、NEOよりも障害物への衝突防止の安全性が強いのが特徴的です。

・操作方法
 Flipの操作方法は、NEOと同様に送信機以外にも、スマートフォンで操作したり、音声操作もすることが可能です。そのためFlip本体さえあればいつでも手軽に飛行することが可能です。(※航空法やその他の法令で規制されている場所・方法では事前に許可申請を行ってから飛ばしてください)


その他にも、AIトラッキング機能が搭載されているため、撮影が不慣れな方にも被写体をしっかり捉え、プロ並みの撮影をすることができます。
機体スペックとは別に、バッテリーハブも従来のものと比べて進化し、今までバッテリーハブは複数挿しても一本ずつしか充電しませんでしたが、Flipの充電ハブは、二本同時に充電することが可能です。DJI Flip Fly Moreコンボには、合計で3つのバッテリーが同梱されています。充電ハブでは四つまで差さるので、差し込みがひとつ余ります。

このように魅力的な機能がFlipにはありますが、
どういった人におすすめかというと、下記のようになります。
 
DJI Mini4Pro 全方向障害物検知で自動飛行で空撮を行いたい人
DJI NEO コンパクトで手軽にVlog撮影を行いたい人
DJI Flip 空撮もVlogもどっちもいいとこ取りしたい人

Flipは、Mini4ProとNEOのいいとこ取りした機体になっています。ある時は空撮、ある時はVlog用にと用途別に使い分けて利用できる機体になりますので、両方の用途で飛行させたい方は是非ご参考いただけますと幸いです。

 
DJI_Flip

DJI Flipいかがでしょうか。
こちらの製品は、単品販売とfly Moreコンボ販売で絶賛発売中です。

・単品(DJI RC-N3[モニター無]付属):60,600円(税別)
・単品(DJI RC2[モニター有]付属):84,900円(税別)
・Fly Moreコンボ(DJI RC2,バッテリー×3付属):102,500円(税別)

空撮もVlogもいいとこ取りの「DJI Flip」を使って、新しい景色を楽しまれてみてはいかがでしょうか。最後までご一読ありがとうございます。

今回比較で扱った「Mini4Pro」、「DJI NEO」は過去のブログにも取り上げていますので、ご興味のある方は是非下記リンクから見ることができます。
   
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