今回は、DJI Micシリーズの最新モデルの「DJI Mic Mini」を紹介します。
先代機「DJI Mic2」との比較も交えて紹介していきたいと思います。
小型ワイヤレスマイクをお求めの方や、Osmoシリーズの撮影用機材を拡張されたい方には特におすすめの内容となっていますので、最後まで一読のほどよろしくお願いします。
先代機の「DJI Mic2」が気になる方は、過去のブログで取り上げていますので、是非ご覧になってください。
DJI Mic Miniについて
今年11月に新たに登場した「DJI Mic Mini」。大きな特徴として、超小型化された軽量設計のマイクとレシーバーです。
そのサイズ感はMic2と比較してみると一目瞭然です。
Mic Mini | Mic2 | |
マイク (トランスミッター) |
26.55×26.06×15.96 mm (長さ×幅×高さ) |
46.06×30.96×21.83 mm (長さ×幅×高さ) |
レシーバー | 46.50×29.61×19.32 mm (長さ×幅×高さ) |
54.20×28.36×22.49 mm (長さ×幅×高さ) |
上記の表を見て分かる通り、Mic Miniと比べて全体的にコンパクトになりました。
トランスミッターの部分に関しては、長さが約20mmも縮まり形状的に長方形から正方形状に変更されたことにより、更にコンパクトさが際立っています。
「小型化」と聞くと、「性能面」がどうなのか不安に思う方がいると思いますが、
Mic Miniは見た目とは裏腹に、先代機にも負けない性能を持っています。
その性能を、Mic2と比較していきたいと思います。
Mic Miniの機能性
Mic MiniとMic2の機能を下記のように比較してみました。Mic Mini | Mic2 | |
重量 | 約10g | 28g |
ノイズキャンセリング | あり ※二段階 |
あり ※スマートノイズキャンセル |
最大伝送距離 ※干渉がない状態での数値 |
400m | 250m(FCC) 160m(CE) |
内部収録 | なし | あり |
レシーバータッチ操作 | なし | あり |
駆動時間 ※トランスミッター一つあたり |
11.5時間 | 6時間 |
駆動時間 ※レシーバー側 |
10.5時間 | 6時間 |
上記の表は代表的なスペックを記載したものになりますが、Mic2と比較してみるといくつか優れている点が見受けられます。
①最大伝送距離
Mic Miniの伝送距離は、最大で400mになります。Mic2の最大伝送距離と比較してみても、150mも離れていても伝送が可能です。
ただスペック上の最大伝送距離は、電波の干渉源が無い環境下での理論値になるので、必ずしも400m離れれば使えるということではありませんので、注意してください。
②駆動時間
Mic Mini駆動時間はトランスミッターは11.5時間、レシーバーは10.5時間と先代機のMic2よりも格段と上がっています。トランスミッターの実運用を単純計算してみても、朝9時から連続で使っても夜20時半まで使えることになります。ここまで聞くとかなり長時間駆動できることが分かります。実際にマイクを使う時、想定された時間よりも長引いてしまうことはよくある話ではあるため、使える時間が長いほど困ることはありません。
更にMic Miniの充電ケースは、フル充電された状態であれば約48時間も駆動が可能です。
使用する環境や使用用途によっては、駆動時間が想定された時間よりも短くなることがあります。その点注意しながらご利用ください。
DJI製品との互換性
Mic Miniを買う前に、自前のデバイスが対応しているのか確認をしましょう。Mic MiniはDJI製品、スマートフォン、カメラ、PCに幅広く使える製品になっています。下記の表で確認してください。詳細はメーカーの公式製品ページに記載されています。DJI | Ocmo Action5Pro、Osmo Action4、 Osmo Pocket3、Osmo Mobile 6、DJI Neo |
スマートフォン | Type-C/Lightningアダプター経由またはBluetooth直接接続 ※対応モバイル端末のリストは、Mic Miniの公式サイトにあります。 |
カメラ | 3.5mm TRSケーブルをカメラに同期 |
PC | USB-Cに接続 |
※引用元:Mic Mini公式サイトより
それぞれのデバイス接続に関しましては、以下のようになります。
DJI製品に関しましては、こちら対応端末はOsmoシリーズと10月に販売されたDJI Neoが対応しています。
Mic Miniは、DJI Osmo Audio接続のエコシステムに対応しています。トランスミッターは、レシーバー無しでOsmo Action5Pro、Osmo Action4、Osmo Action3へのBluetooth直接接続が可能で、高音質で使用するギアやワークフローの簡素化を実現することができます。
DJI Neoで使う場合は、DJI NeoをDJI Flyアプリに接続すると、スマートフォンからBluetooth経由でDJI Mic Miniに接続し、音声収録を行うことが可能です。
プロペラのノイズを自動的に除去して音声を映像に取り込むため、低い高度のVlog撮影でもクリアなサウンドを実現します。外出先でも、優れた音声とビジュアルで質の高いコンテンツを制作できます。
その他デバイスでは基本的に、レシーバーを使いたいデバイスに直接有線接続して使用します。上記の表だと、カメラやPCがその一例です。
スマートフォンだと、有線接続かBluetoothの接続で利用できます。対応しているモバイル端末は、AppleのiPhoneシリーズをはじめ、Galaxyシリーズ、PixelシリーズなどのAndroid端末にも対応しています。
他ブランドのモバイル端末にも対応しているため、Mic Mini公式サイトのダウンロードページに詳細なリストがありますので、気になる方はそちらへアクセスしてみてください。
まとめ
DJI Mic Miniいかがだったでしょうか。こちらトランスミッターとレシーバーがセットの価格で、
¥12,000円(税抜)
更にお求めの方には、トランスミッター×2とレシーバー、充電ケースがセットの販売もあります。こちらは¥22,000円(税抜)でお求めいただけます。
Osmoシリーズだけしか使わないから、トランスミッターだけでいい場合は、
トランスミッター単体:¥7,000円(税抜)でのご購入もできます。
コンパクトさと、長時間の駆動が可能なDJI Mic Miniを使って、更に動画のクオリティを引き上げてみてはいかがでしょうか。
最後までご一読ありがとうございました。
弊社ではDJI製品の販売だけではなくDJI製品の販売促進イベントやドローンスクール(国家資格など)を開催をしています。是非チェックして下さい!
※御見積が必要なお客様は下記の御見積申込フォームよりご依頼下さい。
※製品の細かなご質問につきましては下記問い合わせフォーム又はお電話にてお気軽にお問い合わせ下さい。