今回は、今年1月17日に発売された新製品「DJI Mic2(以下「Mic2」)」を紹介します。
現行品である「DJI Mic(以下「Mic」)」とは、どのような違いがあるのか比較もしていきます。
外部マイクを使ってクリアな音を収録したい方や、前回紹介した「Osmo Pocket3」、「Osmo Action4」と一緒にご使用できますので既にお持ちの方には、おすすめの内容となっています。
DJI Micとは
こちらの製品は、一言で申しますと「様々な撮影機材に対応できる軽量・コンパクトなマイク」です。
手の平らサイズのケースに機材一式を収納する事が可能で、単体でボイスレコーダーとして使うことが可能で、スマートフォンや一眼レフ等の様々な撮影機材に合わせて使用できる特徴があります。
今回ご紹介するMic2は、Bluetooth機能が新たに追加されたり、ノイズキャンセリング機能が追加されたりと性能が大きく進化しています。
DJI Mic2とMicの性能比較
機能 | Mic | Mic2 |
ノイズ キャンセリング |
無し | 有り |
Bluetooth機能 | 無し | 有り |
内部収録 | 14時間 | 14時間 32bitフロート内部収録に対応 |
総動作時間 | 15時間 | 18時間 |
レシーバーと スマートフォンの接続 |
Lightning(アナログ) または USB-C(デジタル音声は ステレオに対応)アダプター。 |
Lightningアダプター*または USB-Cアダプター* とBluetoothに対応。 (* デジタル音声はステレオに対応、 再生時はレシーバーとの接続を切断する必要なし) |
レシーバーと カメラの接続 |
3.5mm TRSケーブル | 3.5mm TRSケーブル |
レシーバーと パソコンの接続 |
USB-C | USB-C |
レシーバー操作 | 1.1インチ タッチ画面 + ダイヤル |
0.95インチ タッチ画面 |
対応アクセサリー | DJI ラベリアマイク | DJI ラベリアマイク |
上記の表の様に、Mic2から追加された機能やMicに元々あった機能が進化しているものもあります。
特徴的なのが、ノイズキャンセリング機能が追加されたことで、雑音が混ざらない収録をすることができます。加えて32bitフロート録音に対応しているため、収録中の音割れもなりにくい仕様になっています。この2つの機能を搭載している小型マイクは音響機材の中でも特に珍しいです。
その他にも、有線接続に加えてBluetooth接続も可能であることもMic2の魅力の1つです。Bluetooth接続を行うことで、レシーバーが無くてもOsmo Pocket3やOsmo Action4に直接接続することができます。
スマートフォンとBluetooth接続をすると、トランスミッターはDJI Mimoアプリやサードパーティ製の動画編集アプリと一緒に使用できます。DJI Mimoではトランスミッターの設定を行うことが可能です。
以前の様にスマートフォンやカメラにUSB-Cで有線接続をすることも可能です。
パソコンにUSB-C接続することも可能なため、
Web会議や配信で音声収録の用途で使われそうです。
Mic2のレシーバーはタッチ画面に加えて、ダイヤルが追加されました。タッチ画面で各種設定が可能であり、ダイヤルでゲインや音量等の調整を行うことができます。以前のMicはタッチ画面のみしかなかったため、より正確な調整をすることが可能です。
Micの時の充電ケースは15時間駆動していましたが、Mic2からは18時間駆動できるようになりました。15時間でもかなり長かったですが、そこから更に3時間も延びたため、電力が供給できない環境下でも難なくトランスミッターとレシーバーの充電が可能です。トランスミッターも2個入れるため、マイクに不具合があったとしても予備を入れることができます。
以上がMic2の紹介でした。最後まで一読ありがとうございます。
Mic2のトランスミッターとレシーバーがセットで、お値段35,530円(税込)
上記の内容に加えて、
充電ケースも付属しているセットですと、お値段52,800円(税込)です。
収録した音声を今までよりも更にクリアで鮮明に聴けるMic2
ご興味がある方はご購入されてみてはいかがでしょうか。
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