今回は、DJIから発表された新機種「DJI Neo」の紹介ブログとなります。
初めてドローンの購入を検討されている方や、SNSに動画投稿するための機材をお探しの方には、特におすすめの内容となりますので、最後まで一読の方よろしくお願いします。
・DJI Neoとは
DJI Neoは9/5に発表されたコンシューマ機の最新Vlogドローンです。大きな特徴としては、ページトップの画像をご覧いただければおわかりですが、そのサイズ感でしょう。
トイドローンの様に手のひらサイズで収まり、「DJI Avata2」のような全体的に丸みを帯びたフォルムになっています。
水平方向の障害物センサーは搭載されていませんが、プロペラガードが機体と一体化している安全設計になっています。狭い場所での飛行や室内の飛行も、障害物センサーが検知して、機体が動かないということもありません。
最大飛行時間は18分と、ほぼ同じ大きさのTelloと比べて5分ほど長く飛行が可能です。
そして気になるNeoの重量ですが、機体重量は約135gになります。
航空法では100gを超過したドローンは【機体登録・リモートID】の対象になり、
特定飛行を行う場合は、【飛行の許可・承認の申請】を得る必要があります。
そのためこちらのNeoを購入された際には、最低限でも機体登録とリモートIDの紐づけを行ってから屋外で飛行するようにしてください。
・DJI Neoの特徴
1.カメラスペックDJI Neoのカメラスペックは、先代機の「Mavic Air 2」と同等の1/2インチCMOSセンサーを搭載したカメラになっています。
静止画では1200万画素でのJPEG撮影が可能です。同じ大きさの先代機「Tello」の画素数は、500万画素であるため、カメラ写りが今のスマートフォンと比べると劣ってしまいますが、Neoの1200万画素なら一般的なスマートフォンと大体同じ画素数のため、携帯端末で見る分には、問題ない画質です。
動画の解像度は、1080pで30/50/60fps、4Kだと30fpsに対応しています。
他にもDJI独自の手ブレ補正機能である「RockSteady」と「HorizonBalancing」を搭載しているため、滑らかな映像を撮影することができます。
ただし今回の機体は、RAW写真やD-Log動画の撮影設定が仕様上できない構造になっていますので、注意してください。
2.フォローモード
DJI Neoは動く被写体を撮影することに特化した機体で、【フォローモード】を使うことで、対象の被写体に追従飛行することができます。
この機能を使えば、被写体を常に中心に捉えた状態での撮影が行えます。
何よりフリーハンズでの撮影自体が可能となるため、自撮り棒などを使って片手が塞がってしまうこともありません。そのためより自由度の高い撮影ができるようになります。
従来の先代機にも搭載されている、「クイックショット」も本製品には健在です。
3.幅広い操縦方法
DJI Neoは複数の操縦方法で機体をコントロールすることが可能です。
操縦方法は、以下のとおりとなります。
RCコントロール | DJI RC-N3とペアリングすることで、最大映像伝送距離10km。 従来のDJI送信機と扱い方は同じです。 |
音声操作 | 「Hey Fly」 この言葉でDJI Flyアプリを起動すると音声操作が有効になり、 音声による飛行指示でDJI Neoを操縦できます。 |
モバイルアプリの操作 | DJI NeoはスマートフォンとのWi-Fi接続に対応しており、 送信機を別途準備する必要がありません。 DJI Flyアプリの画面で仮想ジョイスティックを使用し、 最大50メートルの制御範囲でNeoを操作できます。 |
モーションコントロール | DJI Goggles3、RC Motion3、FPV送信機3とペアリングでき、 最大映像伝送距離10kmです。 RC Motion 3と併用することで、 アクロバティックな飛行、屋内でのシームレスな飛行、 狭いスペースでの巧みな操縦を簡単に実現します |
送信機がなくても、代わりに音声操作やスマートフォンを使って操縦することが可能となり、お手軽に機体を飛ばせるようになりました。
着陸にも新機能が追加され、「手のひら着陸」ができるようになりました。
機体の下に手を差し出すと、機体下部のビジョンシステムが検知して、手のひらに降下する機能が追加されました。着陸ができない環境下で使ったり、すぐに機体の回収をしたい時などに使える便利な機能となります。
ただ誤った使い方をしますと、手に怪我を負う危険性もありますので、始める前に必ずマニュアルをよく熟読してください。
他にも「DJI Mic 2」との互換性もあり、音声の録音も可能となっています。
プロペラのノイズを自動的に除去して、オーディオトラックを映像とマッチさせるため、ローアングルのVlog撮影するときでもクリアな音を録音します。
このように様々な機能を持ち合わせているDJI Neo。
従来のコンシューマ機には無い要素を持ち合わせていますが、
SDカードのスロットが無い為、内部ストレージの22GBまでしか容量がありません。
ですが、DJI Neoは従来の空撮ドローンと比べると「SNSのムービー投稿をするために使うカメラ」のような立ち位置の機種なので、上記の目的で扱う分には支障はありません。
そのため、「DJI Neo」の購入に向いている人物像としては、
・他の人と異なるVlogを撮りたい人
・室内の撮影用ドローンが欲しい人
・はじめてのFPVドローンを購入したい人
のようになるかと思います。
もっと高性能なカメラがほしい方や、バッテリーの持ちが長い機体を使いたいといった方は、MavicシリーズやAirシリーズ、Miniシリーズといった機体がおすすめです。
DJI Neoは、機体本体とバッテリーが一本セットで、
30,000円(税抜)とお手頃価格で購入する事ができます。
バッテリーが3本と複数バッテリーの充電ができる充電ハブ、
DJI RC-N3 送信機が付属したFly Moreコンボでのセット価格だと、
52,000円(税抜)になります。
これまでと異なるVlog撮影が可能なDJI Neoを使って、
新しい景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後まで一読ありがとうございました。
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