今回は、【技能証明取得までの流れ】の後編となります。
前回のブログを読まれてない方は、下記リンクから閲覧する事ができます。
今回紹介する内容は、【実技試験から技能証明発行】までの流れとなります。
最後までご一読の方よろしくお願いします。
※今回の取得手続きは、前回同様「登録講習機関を修了した後に行う手続きの流れ」となりますので、ご了承ください。
目次
実技試験免除手続き
基本の技能証明取得に必要な学科試験・身体検査に続き、最後の実技試験となります。実技試験の受講手続きは、学科試験を合格しないと受けることができません。いきなり実技試験だけの受験を行うことはできませんので、注意してください。
こちらの実技試験は、本来はClassNKにて申込み手続きを行い会場に出向いて受験を行います。ですが今回は「登録講習機関を受講後の手続き」になりますので、こちらの方法をご紹介したいと思います。
実技試験の免除手続きですが、学科試験合格後、実技試験申し込み前の受験者が、登録講習機関の修了証を保持している場合、受験者側での免除に係るサイト上の手続きが不要となり、受験者側は何もすることなく実技試験の免除を済ませられるようになりました。
そのため、実際に受験者が行うClassNKのサイト上の手続きは、「学科試験」「身体検査」その後に行っていただく「試験合格証明書発行」の手続きのみとなります。
※この情報は、2024/09/05時点での申込み方法となりますので、申込みシステムの仕様が、変更される可能性があります。
試験合格証明書発行
「学科試験」「身体検査」「実技試験」の審査が3つ合格すると、ClassNKのマイページに新たに「試験合格証明書発行申込み」の項目が追加されます。こちらの証明書を発行しないと、Dipsで技能証明の発行手続きを進めることができませんので、必ず行ってください。
発行手続きの際に、無人航空機の種類について聞かれることがあります。
【回転機(マルチローター)】【回転機(ヘリコプター)】【飛行機】の中から、
ドローンは回転機(マルチローター)になりますので、そちらをご選択してください。
つづいて技能証明書の種類について回答しますが、一等・二等の基本と限定変更三種のいずれかを選択する形式になります。こちらは、登録講習機関で受講していただいた内容のものを選択してください。基本のみなら基本だけ選択して、基本と同時に限定解除の講習も同時に受けていただいた場合は、限定変更も忘れずに選択してください。
最後に新規発行か技能証明取得済みかの確認がありますので、
「新規発行」を選択してください。
入力した項目に誤りがなければ、そのまま申請を行ってください。試験合格証明書は7営業日以内には発行されます。
合格証明書発行されましたら、最後の技能証明の新規発行に移ります。
新規技能証明発行
技能証明の発行は、Dipsのトップページから技能証明のメニューに移っていただき、「技能証明の新規交付」を選択してください。申請画面に進みますと、技能証明申請者番号の申請時に提出した申請者情報の確認があります。電話番号、住所等の変更点がないかを確認してください。
問題がなければ次に進んで、技能証明情報の画面に移ります。
こちらの画面には、「技能証明合格証明番号(試験合格証明書の番号)」と、登録講習機関で講習を修了した方は、「講習修了証明書番号」が表示されています。
双方の番号に誤りがないか、それぞれの証明書を確認していただき、特に問題が無ければ各種別ごとに証明書のPDFデータをサイト上に添付する項目がありますので、誤りの無いようにアップロードしてください。
基本と同時に限定解除の講習を受講した方は、受講した限定解除の箇所にも基本と同様の講習修了証のPDFデータをアップロードしてください。
PDFデータのアップロードが完了したら、「その他情報入力」の画面に移動していただき、【拒否に関する条件】と【欠格事由の情報】にそれぞれの質問の内容をよく読み、当てはまる箇所にチェックを付けてください。
最終確認を行い、入力漏れ等がないか確認してください。
入力内容に問題がなければ、【新規申請】ボタンをクリックしてください。
入力等の漏れや書類の不備などがあったら、再提出のメールが届きますのでその案内に従って提出を行ってください。
審査内容に問題がなければ、「手数料の納付のお知らせ」という件名のメールが送信されます。発行手数料の案内がありますので、期日内にお振込みください。
新規発行の場合は、手数料¥3,000円となります。
振込方法は、
・クレジットカード
・ATM
・インターネットバンキング
の3つからお選びいただけます。
発行手数料を入金後、数日後に技能証明書が登録した住所に郵送されます。
記載箇所に誤りがないか確認するようにしてください。
下記の項目に関しては要確認してください。
項目 | |
個人情報 | 氏名、生年月日、住所、条件等の項目に 誤りが無いか確認してください |
等級 | 申請時の等級に誤りが無いか確認してください |
限定解除 | 限定解除も基本と同時に申請した際には、 こちらも同時に確認してください。 確認方法として、下記をご参考にしてください。 基本:マルチと記載 限定解除:各項目に対して「―」が記載されている場合は、 その項目の限定が解除されている状態です。 例として、目視外の限定解除を申請した際に限定解除の欄は「―」。 逆に限定解除を行っていない場合は、「目視内」と記載されています。 |
誤った情報が技能証明書に記載されいてる場合は、Dipsのヘルプデスクに問い合わせをして、案内に従って再交付の手続きを進めてください。
技能証明書の有効期間は三年間となっています。更新するには、「登録更新講習機関」を受講する必要があります。更新方法や手続き等の詳細に関しましては、国土交通省にて順次公開予定ですので、詳細な手続きが公開されたら記事にしてみたいと思います。
技能証明の発行手続きを行っている途中、何かご不明な点がある場合は
日本海自協会の無人航空機操縦士試験機関ヘルプデスクに連絡してください。
下記リンクから参照できます。
※外部サイトに移動します
前編と合わせての「無人航空機技能証明書」取得手続きの紹介となりましたが、
今回紹介した方法は、【登録講習機関を受講後の手続き】という方式でやらせていただきました。
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