Matrice 350 RTKについて
Matrice 350 RTK（略：M350RTK）は業務用フラッグシップモデルとして発売されたMATRICE 300 RTK（略：M300RTK）と後継機として2023年5月に発表されました。 主なスペックは下記のとおりです。※下記よりM300RTKからの変更点やM350RTKのポイントをまとめてご説明させていただきます。
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送信機がRC Plusに対応
・送信機に防塵防滴性能が搭載されたことによって、天候に左右されることなく様々な環境化で飛行可能
・画面が大型（約7インチ）になったことで自動航行ミッションの作成がしやすい
・M300RTKの送信機から約1.5倍稼働時間が増えた
※5月18日のアップデートでM300RTKもRC Plusが対応されました。送信機の単品販売も行っておりますのでご入り用のお客様はお気軽にお問い合わせ下さい。
新たに通信アンテナを追加
M350RTKは新たに「副アンテナ」と呼ばれるアンテナが搭載されました。これによりM300RTKよりも更に機体と送信機の通知が途切れにくくなりました。
FPVカメラの強化
FPVカメラとはM300RTKに採用されている機体本体に搭載されている固定カメラのことで常に前方向の映像が送信機で確認できるパイロットの操縦を補助するカメラのことを指します。今回のM350RTKのFPVカメラは夜間にも強い低照度カメラ「STARLIGHT NIGHT FPV CAMERA」に強化されました。視認性が高くなったことでより安全に飛行することができます。バッテリーと充電器の強化
M350RTKのバッテリー（名称：TB65）はバッテリーのホットスワップに対応しているため、電源を切らずに素早くバッテリーを交換でき、効率的に次の飛行を再開できます。バッテリーの充電サイクル回数は最大400回となっており、1回の飛行にかかるコストを低減しています。また、バッテリー充電器（バッテリーステーション）も持ち運びの利便性、管理の面が一新されています。※バッテリーはM300RTKとの互換性もございます。
アーム部分にセンサーを搭載
M350RTKではアームの部分に検知機能が搭載されたことによってアームを締めないと飛行できない仕様になりました。これにより、アームの締め忘れを回避できより安全に飛行することができます。まとめ
主な変更点は以上となります。 従来通り、カメラの互換性（Z30,XT2は非対応）はございますのでM300RTKユーザー様は是非導入をご検討下さい。また、新規ユーザー様につきましては安全性がさらに向上した点をご検討材料にしていただければ幸いです。 次回はM350RTKを活用した事例をブログにてご紹介させていただきます。
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