【速報】新たな飛行レベルが創設!レベル3.5について徹底解説します!

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こんにちは!セキド新潟上越の北澤です。
無人航空機操縦者技能証明制度が創設されてから今日で1年が経ちました。
ドローンオペレータの方々には既に取得されている方もいれば取得しようか悩まれている方もおられるのではないでしょうか!

そんな悩まれている方に速報です!これまでドローンの飛行レベルはリスクの低いものからレベル1、2、3、4とありましたが新たに飛行レベル3.5というレベルの追加が検討されています。
既存のドローンユーザー様、国家資格の取得を検討されているお客様、既に取得されている方には必見の内容になりますので最後までご確認下さい

ドローン「飛行レベル3.5」創設へ

レベル3.5緩和資料
今年の10月11日、岸田総理はデジタル行財政革命会議において、地域交通の担い手不足や移動手段の不足といった深刻な社会問題に対して、西村経済産業大臣の協力のもと解決の加速に取り組むよう国土交通省に求めました。
これを受けて、「規制改革推進会議」で国土交通省がドローンに関する規制緩和と今後の方針について発表し、ドローンの飛行カテゴリーとなるレベル3.5の創設に触れました。

深刻な社会問題には、運送業の担い手不足や働き方の改善による運送リソースの減少が含まれ、一つの解決手段として、ドローンによる配送が期待されており、無人地帯でのドローン活用(レベル3飛行)を積極的にという声がドローン事業者から寄せられています。

レベル3飛行では、国家ライセンスの有無に関わらず一律に無人地帯を確保するため、補助者や看板の設置、横断歩道や通行車両の一時停止などの立入管理措置を講じることを条件としてきました。
ドローンを運用する上で、安全に対する配慮は非常に重要ですが、立入管理措置は現場によっては講じることが難しいケースもあるため、レベル3飛行する上では物流配送の障壁にもなります。

そこで国土交通省は下記の通り発表しました。

「国家ライセンスの取得社は4000名を超え、今後さらなる増加が見込めます。国家ライセンスの保有と保険への加入を条件に、立入管理措置を撤廃するレベル3.5飛行を設けます。また、ドローンのカメラで歩行者を避けながら飛行可能な機体の使用も条件付けており、これらの条件を満たすことで車両の上空を飛行することも可能になります。立入管理措置を撤廃することで、ドローンの運用コスト削減と業務の効率化につながると考えており、インフラ点検などにも有効です」


要約すると、下記の通りです。
「国土交通省が提示する3つの条件を全て満たすことによって、補助者・看板等の配備は不要。車両の一時停止は不要。歩行者を避けながらの飛行をすることができるようになる」

今までよりも更に効率的に業務を行うことが可能になることが分かるかと思います。
ここでポイントになってくるのは、3つの条件です。

・操縦ライセンスの保有
・ドローン保険の加入
・ドローンのカメラによる歩行者の有無の確認


これらを全て満たす必要があり、
中でも「操縦ライセンスの取得」が条件の一つに含まれてくるため、
今後国家ライセンスの取得をする需要があると考えています。

ですがこのレベル3.5には課題点もありまして、
それは、「許可・承認申請の手続き」と「機体・型式認証」です。
国土交通省はこれらの課題を解決するために以下の対策を講じると発表しました。

・ドローンの飛行の許可・承認手続きの所要日数を短縮
・機体/型式認証の試験時間の短縮を検討

 

ドローンの飛行の許可・承認手続きの所要日数が見直しに

現在ドローンの飛行の許認可手続きは申請から10日間を要しています。
継続して行う場合には、包括申請の取得も可能ではありますが、ルートや配送先を変更する際には変更許可が必要になりこれにも時間を要します。

そこで来年度内を目途にシステム改修を行うことで、許認可手続きの審査を一日で処理することを目指すと発表しました。
 

機体/型式認証の試験時間の短縮を検討

機体/型式認証の制度が創設されてから約1年が経過しますが、
これまで第一種機体認証機体は1機、第二種機体認証機体に関しましては0機となっており、国土交通省は認証機体を増やすことが課題としている。

増えない要因としては、取得するための実機による耐久性試験に時間を要することを挙げ、開発時の試験データを活用することで、認証の取得時間を短縮していくと説明した。
ユーザーデータを活用し、試験方法の標準化を進めることで、第二種の機体認証を申請から3ヶ月以内に取得できる体制を整えていく
と発表しました。

以上が国土交通省が発表した、レベル3.5飛行とそれに関する内容についてです。
いつレベル3.5ができるようになるのか等のまだ詳細な情報は発表されていませんが、
今後なにか情報がでたらまたブログにて紹介させていただきます!

先程も申し上げましたがレベル3.5を行うには、
国家ライセンスの取得が必須になります。

弊社では日本無人航空機免許センター(JULC)」のサービス提供会社として一等無人航空機操縦士、二等無人航空機操縦士JULC新潟教習所という団体名で毎月2度新潟県上越市にて開催しております。一等二等の講習は限定解除の講習(夜間・目視外・25kg以上)や筆記試験合格者用に学科講習を除いた講習の用意(初学者 / 経験者枠あり)もございます。受講をご検討されているドローンオペレーター様は下記リンクからお気軽にお問い合わせください。
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