今回は、FPVドローン新製品「DJI AVATA 2」の紹介をします。
AVATAシリーズは日本での発売が今回初ということで、AVATAシリーズの魅力を沢山紹介していきます。最後まで一読の程よろしくお願いします。
AVATAシリーズとは
AVATAシリーズは、DJI Miniシリーズのようにコンパクトな形状で、一人称視点での飛行を可能とする小型FPVドローンです。「DJI Goggles 2」と「DJI Motion Controller」を組み合わせることで、
直感的な飛行操縦が可能なのが大きな特徴です。
DJI FPVの後継機種にあたる製品ですが、初代AVATAは電波法の関係で日本では未発売でしたが、2024年4月に日本でAVATAの後継機種AVATA2が発売されました。DJI FPVから性能面が大きく進化しているため、一人称視点でのダイナミックな映像を撮影したい方にはとてもおすすめできる機体になっています。
AVATA2の特徴
1:外観まずは機体外観から見ていきますと、機体とプロペラガードが一体化している点が大きな特徴です。組み立ては必要とせずに購入して箱から開けたらすぐに飛ばせる状態になっていますので、初心者でも安心して利用できる利点があります。
先代機は電波法の関係で飛ばすことができませんでしたが、AVATA2は2.4Ghzの電波で通信を行うため免許・資格は不要で飛ばすことができます。
機体登録とRemote IDの紐づけ等を行っていただきますが、
AVATA2はゴーグルを装着して飛行するので、【目視外飛行】(機体を目視しない状態での飛行)に該当します。そのため必ず屋外で飛行する際には、目視外飛行の特定飛行の申請を国交省行ってから飛行するようにしてください。
2:飛行性能
AVATA2の飛行性能は、何と言ってもダイナミックさが一番と言っても過言ではないでしょう。DJI RC Motion3を使うことで迫力のある撮影を誰でも行うことができるため、初心者の方でもすぐにお試し出来る機能になっています。以下がその機能一覧です。
機能 | 詳細 |
ワンプッシュフリップ | 前方/後方に360°フリップ回転して、 映像に新鮮な捻りを加えます。 |
ワンプッシュロール | 左/右に360°ロール回転して、どんなショットでも 魔法のような素晴らしい映像に早変わりします。 |
ワンプッシュ180°ドリフト | 高速で横方向にドリフトしながらヨー軸方向に 180°回転します。対象を過ぎた瞬間に 逆方向に進めるので、ドラマティックな視覚効果を 堪能することができます。 |
このような映像表現を可能にすることが出来るのが、AVATA2の魅力の1つであるため、従来の動画撮影よりも更に満足度が高くなるでしょう。
そして、新しく登場した「DJI FPV 送信機3」を使うことで、マニュアルモードで狭い空間でも機敏に飛行することが可能なため、よりスリリングな飛行を体験できます。
スリリングな飛行ができる分、安全面の性能もしっかり施されています。
注目の安全性能を2つ紹介します。
機能 | 詳細 |
測位 システム |
新搭載のデュアル魚眼センサーにより、 下方と後方のビジョンポジショニングが有効になり、 低高度や屋内飛行中でも飛行の安定性と安全性が向上しています。 |
タートルモード | 有効時、AVATA2が床上で逆さまの状態になった場合でも、自動的に自身でひっくり返り、離陸時のポジションへと戻る事ができます。 |
従来のドローンでは障害物に衝突すると不時着してしまい、プロペラ等の装備が欠損してしまうことがありました。
ですが、AVATA2は元々機体とプロペラガードが一体化しているため、プロペラの守りは十分になっています。そして驚くべきポイントは、
「AVATA2が逆さまの状態になった時に、自動で離陸時のポジションに戻る」機能です。
障害物に衝突して、ひっくり返ってしまったとしても自力で元に戻ります。
そのため、すぐに飛行の再開をすることが可能で、従来のDJIドローンには見られない非常にユニークな機能になります。
3:カメラ性能
AVATA2のカメラは、「DJI Mini 4 Pro」、「DJI Air 3」と同じサイズの1/1.3インチセンサーカメラを搭載しています。画素数は1200万画素、動画は最大4K60fpsで撮影可能で、さらに10-bit D-Log Mカラープロファイルにも対応しているため、LUTを当てなくても激しく黒が浮き上がることもないため、本格的な映像を撮影することが可能です。
広角カメラも155°の超広角の視野角に対応していますので、低空飛行や高速飛行の没入感がより高められます。FOVの種類は3種類ありますので、その時撮影したいシナリオに合わせて撮影することができます。
・超広角
・広角
・ノーマル
また、Osmo Actionシリーズにも搭載されている電子手ブレ補正機能の「RockSteady」と「HorizonSteady」の両方を搭載されているので、高速飛行の中でも安定した撮影が可能で、機体の姿勢制御も水平をキープし続けることも出来るため、より滑らかな映像表現が可能となります。
4:その他
他にも目立つ機能が備わっていまして、以下のとおりとなります。
最大映像伝送 | 10km |
内部ストレージ | 46GB |
最大飛行時間 | 23分 |
映像伝送システムは、「DJI Mini 4 Pro」、「DJI Air 3」と同じ「O4映像伝送システム」を採用しているため、伝送の安定性が増しています。
バッテリーに関しましても、先代機の「DJI FPV」よりも3分長く飛行ができます。
さらにバッテリーハブに関しましては、「DJI Air 3」と同じ「2WAY充電ハブ」になっているため、外部から給電ができない環境下でも残量の多い一本にまとめて電力を移行する集電機能も搭載されている為、もう1回飛ばしたい時に使える便利な機能になります。
周辺機器
AVATA2の周辺機器として、「DJI Goggles 3」、「DJI RC Motion 3」、「DJI FPV 送信機 3」があります。 ・DJI Goggles 3AVATA 2と同時発売のこの製品は、AVATA 2に同梱されています。
肌に接触するバンドの部分は、柔らかく装着感がしっかりしている素材が使われ、バッテリーはバンド後方部分に内蔵されていますので、DJI FPVのようにバッテリーとゴーグルを別々で管理する必要が無くなりました。
DJI FLYをインストールした端末とゴーグルを有線接続することで、ドローンのカメラ映像を確認することが可能です。
そのため、映像を確認するためにゴーグルを装着する手間を省くことができます。 ・DJI RC Motion 3
こちらのモーションコントローラーもAVATA 2購入時に同梱されている製品になります。
先代機のコントローラーよりもコンパクトになりました。操作はかなり癖が強いので慣れればそこまで難しくはありませんが、開けた場所で何回か練習を行うことを推奨します。
・DJI FPV 送信機 3
こちらはAVATA 2とは別売りのアクセサリーになります。
モーションコントローラーの代わりにこちらで操作することも可能です。
まとめ
進化した機能が盛り沢山のDJI AVATA2いかがだったでしょうか?こちらのAVATA2とGoggles3・RC Motion3がセットの価格で
130,000円(税抜)で販売しています。
上記の内容に加えて、バッテリー3本セットの価格になりますと、
159,000円(税抜)で販売しています。
従来のFPVドローンよりもアクロバティックで迫力のあるAVATA2を使って、
新たな景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後まで一読ありがとうございます。
この記事を見てドローンで空撮をしてみたいや、今の新しい機体が気になる方は、
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